こんにちわ!りょうです!
みなさん「自動思考」という言葉は聞いたことありますか?
例えば挨拶をしたのに返って来なかた場合
「無視された?」
「嫌われるようなことしたかな?」
「機嫌悪いのかな?」
など瞬間的に頭に浮かぶ考えやイメージってありますよね?
それを「自動思考」といいます。
今回の記事ではこの「自動思考に気づくことで人生が楽になる」というお話をせていきます。
自動思考とは?
冒頭ではネガティブな考え方を例に出しましたが、自動思考とは決して悪い考え方だけを指すものではありません。
挨拶が返って来なかったとしたら
「無視された」
とネガティブに考える人もいれば
「気づかなかったのかな?」
とポジティブに考える人もいます。
当然ネガティブに考えれば不安になり、ポジティブに考えれば穏やかになります。
ネガティブな方向ばかりに考えて自動思考が偏ってしまうと「物事を客観的に見れずにマイナスに捉えてしまう」という問題が発生します。
自動思考は止められるのか?
自動思考のせいでネガティブな気分になるなら、その自動思考を止めればいいんじゃないの?
そう考える人も多いと思います。
確かに自動思考を止めることができれば、気分の浮き沈みもなく穏やかでいられるかもしれません。
しかし自動思考を自分の意思で止めることは難しいです。
その理由を3つ説明していきます。
人は常に考え事をしているから
「人間は考える葦(あし)である」(パスカル)
人間自体は葦のように弱い存在だが、「考える」ことができるから偉大であるということです。
この言葉のように考えることができるから人としての尊厳が保たれているわけです。
ちなみに人は1日に何回思考を行っていると思いますか?
答えはなんと「6万回」です。
そのうち約80%はネガティブなものなので、1日に4万回以上もネガティブなことを考えている計算になります。
さらに驚きなのが、1日の思考のうち95%は前日と同じ内容の繰り返しであること。
止めようとするほど止められない
人は「考えないようにしよう」「忘れよう」と強く意識すればするほど、そのことが頭から離れずに思考のコントロールができなくなります。
絶対にライオンのことを考えないでください!
と言われたらほとんどの人がライオンのことを頭に思い浮かべたのではないでしょうか?
人は「〜〜しないでください」「〜〜してはいけません』と強制されるほどそれを破りたくなります。
学校のルールなんかまさにそうです。
逆に「ルールなんて何もないので自由にやってください」と言われると何をして良いかわからなくなるんですよね(笑)
あとは依存に悩んでいる人にも当てはまります。
禁煙中に「タバコをやめよう」「タバコのことを考えないようにしよう」と意識すればするほど喫煙所やコンビニのタバコの棚が気になったりします。
お酒をやめようと意識すればするほど、居酒屋が目に入ったりお酒のCMが気になったり。
ぼくはタバコにもアルコールにも依存していた時期があるのでよくわかりますが、やめられた時ってやめようとしなかった時なんです。
ストレスが多いから
ストレスが多い環境にいるとどうしてもネガティブな自動思考に陥ってしまいます。
ストレスの少ない環境に身を置くことが一番良いのですが、それが簡単にできれば苦労しません。
まずはストレスを感じた時に「なぜストレスを感じたのか?」ということを深掘りしていくこと。
深掘りしていくことで自己理解に繋がります。
また次同じストレスがかかった時に「自分ってこういうストレスに弱いんだ」と客観的に自分を見ることができるようになります。
自動思考を扱う方法
今までお話してきましたが「考えないようにする」ことをやめることです。
しっかりと自分の思考と向き合うこと。
起きた出来事に対して「なぜそのような感情になったのか?」
「他の考え方はないか?」を探ってみることで、ネガティブな感情に気づくことができます。
そうすることで客観的に物事を見ることができるようになり、楽に生きられるようになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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