本当の幸せに気づいて依存から抜け出す

本当の幸せに気づいて依存から抜け出す 依存脳

こんにちわ!りょうです!

お酒、ギャンブル、SNSなど、現代には簡単に幸せを感じられる娯楽が至る所に溢れています。

このような簡単に手に入る刺激に脳が慣れてしまうと、小さな幸せに気づけなかったり、挑戦しようと努力できなくなってしまいます。

この記事では「本当の幸せに気づいて依存から抜け出す」というテーマでお話して行きます。

「本当の幸せとは何なのか?」をはっきりさせることで、現代の娯楽と上手に付き合って行きましょう。

幸せとは?

あなたにとって幸せとは何ですか?

幸せというものがどんな状態かがわからなければ、たとえ幸せになれたとしても気づくことができません。

幸せの定義は人それぞれです。

仮に今幸せだと感じていられているのなら、それがあなたの幸せなのかもしれません。

しかし

「一流大学に入ることができたら幸せになれる」
「結婚して幸せな家庭ができたら幸せになれる」
「仕事を一生懸命頑張れば幸せになれる」

これらの世間では良いとされている幸せになる方法は間違っています。

一流大学に入ることであなたは本当に幸せになれると思いますか?

結婚して家庭を気づくことが本当にあなたの幸せになりますか?。

自分の体を犠牲にしながら働くことで本当に幸せになれると思いますか?

自己犠牲や自分の本心ではないことでの幸せは決して長続きしません。

ならば幸せを感じる時はどういう時なのか?

僕たちの脳内は、幸福物質が出た時に幸せを感じるようになっています。

つまり「幸せになる条件」とは、「脳内で幸福物質を出すこと」ということになります。

幸せを感じる脳内物質

僕たちの日常的な幸福感を構成する主な幸福物質として、「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3つがあります。

セロトニン

「心と体の健康」のことです。

  • 精神の安定
  • 安心感や平常心
  • 頭の回転を良くする
  • 直感力を上げる

など脳を活発に働かせる鍵となる脳内物質です。

朝散歩をしていて

青空が綺麗!
気分が晴れ晴れする!

という感覚がセロトニンが出ている状態です。

そんなことで幸福感なんて得られないでしょ!

ぼくもそう思っていました。

当時のぼく自身も、簡単に手に入る「偽物の幸福」に脳が慣れてしまっていて、本当の幸せを感じ取ることができませんでした。

そこでおすすめなのが「身近にある当たり前を探して感謝」してみてください。

例えば、毎朝通勤で当たり前のように使っている電車。

運転士さんがいるから目的地に到着することができます。

電車というものを作ってくれたから仕事に行くことができています。

線路を作ってくれている人たちがいます。

電車を整備して安全に運行できるようにしてくれている人たちがいます。

毎日何気なく飲んでいる缶コーヒーにも感謝してみてください。

コーヒーを作っている人たちがいるから飲むことができています。

缶を作ってくれている人たちがいます。

運んでくれている人たちがいるから、どこでも飲むことができます。

今まで当たり前だと思っていたものに、感謝してみてください。

どれだけ周りの人間に与えられて生きているかを実感することができます。

セロトニンが不足してしまうと

  • 慢性的なストレスや疲労
  • イライラ感
  • 向上心の低下
  • 仕事の意欲低下
  • 協調性の欠如
  • うつ症状
  • 不眠

などの症状が出るようになります。

朝、日光を浴びながら散歩をすることで、セロトニンの分泌を促すことができます。

自分自身の「心や体の健康」は、軽視しがちですが、土台となる幸福物質です。

身近にある当たり前に感謝することから始めてみる。
それができれば「何でもない日常の青空」に幸福を感じることができる。

オキシトシン

「人とのつながり」の幸福物質です。

自分一人で完結できるのが「セロトニン」でした。

それに対して、誰かと一緒にいることで幸福を感じるのがオキシトシンによる幸福です。

  • 夫婦・恋人などの恋愛関係
  • 親子・兄弟の家族関係
  • 趣味などで繋がった友人関係

これらの安定した人間関係によって生まれるプラスの感情は、全てオキシトシンによる幸福です。

分娩時に子宮の収縮を促すことや乳腺を刺激して母乳の分泌を促す働きがあることから、女性の出産期に必要なホルモンとして「愛情ホルモン」とも呼ばれています。

しかし女性だけではなく、老若男女のストレスを軽減させ不安を緩和させてくれる働きがあります。

オキシトシンが十分に分泌されていると、セロトニンの分泌も増えて、相互作用によりストレス緩和につながります。

ドーパミン

「成功」の幸福物質です。

この幸福物質こそ皆さんが一番身近に感じている「幸せの正体」だと思います。

〜〜ができたー!
欲しかったものが手に入った!

仕事で成功して昇進した!

などの「達成したことで得られる幸福」です。

本来何かを得るためには「行動」「努力」「継続」が絶対に必要です。

上司に認められたいと頑張ったり、、、

昇進したいから一生懸命仕事をこなす、、、

会社を辞めて独立したいから副業で成果が出るまで努力する、、、

それなりの結果を出すためには、それ相応の「努力」と「時間」が必要になります。

「欲しいものを手に入れる」ということも同じです。

欲しいものを手に入れるためには「お金」が必要になります。

つまり、ドーパミンを出すことで幸福を得ようとするには、「何かを差し出さなければならない」ということ。

このことを理解していて、仕事や勉強に対してうまくドーパミンを利用することができれば良いのですが、人間はどうしても楽な方へと向かってしまいます。

  • お酒
  • ギャンブル
  • SNS
  • ゲーム
  • 薬物

これらの娯楽(薬物は犯罪)は、少ない対価で手軽に始めることができて、大量のドーパミンを分泌することができてしまいます。

簡単に手に入るドーパミンを分泌し続けた結果、日常の小さな幸せに気づくことができなくなります。

「お酒もスマホもギャンブルもやらなかった子供の頃」を思い返してみてください。

砂場で山を作って楽しい。
一輪車に乗れて楽しい。
友達と公園で遊んで楽しい。
ザリガニ釣りをして楽しい。

こういう遊びで楽しめていたはずです。

大人になってからも

運転免許を取れてドライブに行って感動した。
仕事に必要な資格が取れてやる気が上がった。
お客さんに褒められて嬉しかった。

「簡単に手に入るドーパミン」に染まる前は、人間が感じられる本当の幸せを感じられていたはずです。

ドーパミンが悪いという話ではありません。

たまには息抜きすることも必要だと思いますが、うまく付き合っていくことで自分を見失わないことが大切です。

まとめ

ぼく自身、いろいろな依存に陥りました。

お酒、タバコ、人、、、

それでも綺麗に止めることができた、たった一つの理由があります。

それは、このまま依存を続けた生活を続けていたら、感情を感じられなくなると思ったからです。

友達と遊んでいても

タバコ吸えるとこないかな?

彼女と綺麗な夜景を見ていたとしても

どこにお酒飲みに行こうかな?

仕事をしていても

あ〜早く飲みに行きたいな

いつも頭の片隅にこれらのことがあり、落ち着きがありませんでした。

皆さんの中にも、仕事や人間関係のストレスで簡単に手に入る快楽に手を出すことがあるかと思います。

しかし一度考えてみてください。

本当にお酒が好きですか?
タバコが好きですか?
ゲームが好きですか?
SNSが好きですか?

何となくストレスで、、、の延長で手を出してしまっている方も多いと思います。

「簡単に手に入る快楽」で幸せにはなれません。

本当の幸せは「今ここ」にあります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました